12月15日より私立高の併願優遇が始まりました。
期末テスト後から12月初旬までに三者面談で受験校を確認し、校長宛に推薦の申請書を書かれたと思いますが、先週末から担任の先生が手分けして都内の私立校各校に併願優遇、入試相談に赴いているはずです。目標が決まったので、受験生も保護者の皆さんも本番に向けて邁進しましょう。模試も年明けにあと1回くらいしか受検チャンスがないですね。

このあと仮に受験校に悩むタイミングがあるとすれば、倍率と私立併願の結果次第です。今回の面談で確認した志望校は集計され、年明けに公表されます。その次は本番の志願時ですが、年明けの調査結果である程度本番の倍率も読めます。これは過去記事にも書いていますが、また公表時にも触れられればと思います。私立併願校も、併願優遇を獲得できていれば問題ないですが、そうでない場合や、挑戦校に合格した場合は、本番の都立の志望校を見直すこともあるかもしれませんね。この記事を読んでいるかたなら、三者面談に向けてすでにそのあたりは家族会議で意思を確認したはずと思いますが、念のため記載しておきます。

都立高入試のトピックを2つ。
12月になって都教育委員会から2つのリリースがありました。
1つは来年の入試に直接かかわることです。

都立高校入試の国語の解答用紙が変わります!

国語の解答用紙のレイアウトが少し変わるそうです。記述問題の解答欄を大きくすることが目的のようですが、これまで模試で慣れている場合は少し気を付けたほうがよいかもしれません。本番で面食らうことのないよう、このサイトで予習しておきましょう。


もうひとつは、今の受験生には関係ない話です。

「東京都立高等学校入学者選抜英語検査改善検討委員会報告書」について

ここだとちょっとわかりにくいので、ニュースを引用します。

都立高校の入試 英語スピーキング評価の試験導入へ | NHKニュース




要は、入試本番でスピーキングのテストを実施するということです。今の都立高入試では、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能のうち「話す」以外は課して評価していますが、「話す」も評価に加えるということです。早ければ今の中1生が入試を迎えるタイミングで一部で導入するかもしれません。まだ試験の方式が決まっておらず、英検のように面接官が対応するのか、GTECのようにタブレットで対応するのか、それ以外の方法をとるのかまったくわかりませんが、うちの3番目が来年新中1なので、娘の高校入試ではスピーキングも課されることになるのだろうと覚悟した週末でした。うちの娘は、長男、次男と同様、小学校6年間ずっと英語教室に通っていて、リスニングやスピーキングにはそれほど抵抗感はないのが幸いですが、入試の方式や内容は、対策ができるよう早めに公表してほしいものです。

本格的に寒くなってきました。お子様の体調管理をよろしくお願いします。



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