当事者でないとなかなかネタがなく1カ月半も放置してしまい申し訳ありません。
山の日から今日まで夏休みをいただき、明日から仕事かと思うと憂鬱な日曜の夜を過ごしています。
この週末は小6の娘の夏休みの宿題に一緒に取り組みました。戦争について調べてレポートするというものでしたので、夏休み中に、自宅や実家の周辺の戦争遺構を見て回ったり、祖父母から戦時中や戦後の話を聞いて、レポートにまとめさせました。自由研究と一緒で、学校からは特に指導はないので、子どもが自力で取り組むには無理があり、親のサポートが欠かせません。と言っても親が手を出しすぎてしまっては子どもにとって意味がなくなってしまいますから、どこまで支援をするかは悩ましいところです。

中3でも夏休みの宿題はあると思います。ドリルやプリントであれば時間をかければなんとかなりますが、うちの長男、次男のときは人権作文がたいへんでした。長男は徹夜してでも何とか帳尻を合わせるタイプだったのでよかったのですが、次男は、ひどいと宿題をなかったことにしてしまうやつで、宿題を把握するところから関わる必要がありました。また、把握して毎日声掛けしてもまったく動く気配もなく、最後には親が本人にヒアリングして関心事を探り、それをもとに作文のプロットまで作成して与えてなんとか作文を書かせました。そこまでやらなくても…と思いますが、中3の宿題は欠かさず取り組ませたいものです。
夏休みの課題に限らず、宿題は、相対評価ではなく絶対評価が原則のなかで、中学校としては内申を少しでもあげられる機会として位置づけられているものと思います。テストと違ってとにかく提出さえしてくれれば評価されるので、どうにかして取り組ませたいのですが、なかなか苦労するところではないかと思います。内申が1違えば都立本番で5~6点くらいの違いになりますし、併願優遇がもらえれば受験がぐんと楽になります。夏休み最後の週末は親子で宿題に取り組むたけで終わったのなんてのは、受験が終われば笑い話です。宿題がまだ終わっていないご家庭は、とにかく頑張って宿題を終わらせましょう。

長いようで実はあっという間の夏休み。宿題のほかにもやるべきことはあったと思いますが、どの程度消化できたでしょうか?

■学校見学会、オープンキャンパス
本人、保護者とも、「行きたい(行かせたい)学校」「行ってもいい(行かせてもいい)学校」「行きたくない(行かせなくたい)学校」はなんとなくでも見えてきたでしょうか?もちろん本人の学力レベルとのギャップも考慮が必要ですが、多くの学校の情報を持っているとあとで後悔しなくて済みますし、志望校、受験校の候補が絞られているとこのあとの動きが効率的です。夏休み中に多くの材料を仕入れられたかたは、改めてお子さんと一緒に振り返ってみて意向を確認しておきましょう

■模試
夏休み最終週の週末は、Vもぎ、Wもぎの実施日です。申し込んでいますか?9月以降は模試の実施頻度もあがるので可能な限り受けさせましょう。以前も書きましたが、模試の成績は、客観的な判断資料を持たない中学校の先生への説得材料になるだけでなく、高校によっては入試相談の材料にもなり得ます。


1学期、夏休みは思ったようにはうまくいかなかったなあとか、うっかりして忘れていたなんてこともあるかもしれませんね(それ、入試本番では許されませんが…)。夏休み最終週を充実させ、2学期を幸先よくスタートさせましょう。