いよいよ私立入試が始まりました。
初日はどうでしたか。世間は3連休ですが、明日や明後日も入試が続く方も多いと思います。入試結果次第で手続きが必要なところもあると思うので、3連休でよかったというかたもいらっしゃるかもしれませんね。

さて、2月8日に都立一般入試の出願状況が公表されました。
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2024/release20240208_03.html

昨年より都立校の志願者数は減っていますが定員も減っているので、昨年よりは若干倍率が上がっています。

学校別の状況は例によって高校情報ステーションのほうがわかりやすいです。

まず、男女別定員ではないので男女別の志願者数が公表されていないのが昨年度との大きな違いです。募集定員は男女合同なので男女合計の出願状況の倍率は必要ではありますが、入試を占ううえでは内申点や当日点の状況が気になるので、男女別の出願数は気になるのですが、女子のほうが内申が高いとか、理数は男子のほうが得点できるなどと言葉にすること自体が性差別なのかもしれませんね。

普通科で最も倍率が高いのは豊島の2.42倍です。進学指導重点校では、青山2.11倍、戸山1.99倍、日比谷1.84倍、西1.71倍、国立1.61倍、立川1.43倍、八王子東1.31倍と、ほぼ例年と同様に校長会調査時より倍率が上がっています。特に都心の3校は人気が高くなっています。
その他では、上野2.02倍、三田1.98倍(クラス減の影響もありますが)、駒場1.92倍、豊多摩1.89倍、竹早1.79倍…など2番手、3番手校で人気が高いところは相変わらずです。校長会調査より倍率が上がったのは少し意外ですが、校長会調査の倍率を見て強気の出願をしたのかもしれません。多摩地区では小金井北1.79倍で久しぶりの高倍率です。コース制では新宿が2.56倍と、これも校長会調査を上回って相当な高倍率になっています。

今年は3連休の影響で差し替えが13日、14日となっています。つまり私立の結果を見てから都立の出願を再検討することが可能です。実際には中学校の先生と相談が必要なので、8日発表の出願状況をみて中学校と相談しているのだと思いますが、私立入試で挑戦校に合格した場合は、安全な出願をしているかたもレベルを上げようと考えると思います。一方でもともと併願優遇が取れておらず、私立一般入試も思い通りにいかなかった場合で、かつ、都立の倍率が想定より高い場合は、都立を落とさざるを得ないかたもいるかもしれません。高倍率のところを中心にまだ倍率は動きそうです。

出願差し替えを検討される場合は、3連休中は中学校の先生とはコミュニケーションできないと思いますが、塾に行っているなら塾の先生は相談ウェルカムだと思いますので、遠慮せず相談してみてください。それと、冒頭にも書きましたが、3連休中に手続が必要な学校もあると思いますので、そこは抜かりなく対応をお願いします。

さて、うちの娘も先週から私大入試が始まり、今日も入試でした。来週も入試が続きます。私大志望なので今週~来週が山です。ここで決まるとよいですが、ダメなら後期とか2期とかまで考えるのか、浪人するのか考えないといけません。2人の兄は現役で進学したので浪人となると初めてになりますが、さてどうなることやら。みなさん一緒に頑張りましょう。

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